AGA治療のHARG療法とはどんな施術?成分や注入方法を徹底解説します!
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薄毛治療を続けているカズッチです!
AGA治療には内服薬や外用薬以外に頭皮に直接薬剤を注入する治療法があります。
処方薬に比べて費用は高くなりますが、その分治療効果も高いと言われています。
今回は日本医療毛髪再生研究会の認定しているHARG療法についてまとめてみました。
HARG療法を知ることで、AGA治療の選択肢も広がるのではないでしょうか?
HARG(ハーグ)療法とは、どんな施術?
HARG療法とはHair Re-generative theraphy(毛髪再生医療)の頭文字を取ったもので、脱毛に対する治療法です。
男性型脱毛症(AGA)だけでなく、女性型脱毛症も対象施術になるので、性別関係なく施術を受ける事ができます。
HARG療法は脂肪幹細胞から抽出したAAPEパウダーと毛髪の成長に必要なビタミンやアミノ酸を混合したHARGカクテルを直接頭皮に注入します。
注入された薬剤が毛母細胞に刺激を与え、活性化させることでヘアサイクルを正常化し、発毛を促します。
薬物(異物)を頭皮に注入するのですが、全世界で10万例以上の実績がある中で、アレルギーの発症の報告は1例もされていない安全な施術になります。
また、日本医療毛髪再生研究会に認定された医療機関でしか施術を行えず、基本的な施術料金も定められています。
最終的な価格はHARGカクテルに加えられる栄養素や施術方法によって変わるので、各施術院により異なります。
格安でHARG療法を行っている施設は薬剤が正規品でない可能性もあるので、注意してください。
HARGカクテルに含まれる成分
HARGカクテルは細胞成長因子であるAAPEと毛髪再生のための各種栄養素を混合したのもです。
【AAPE】
AAPE(幹細胞抽出増殖因子タンパク質)は成人の脂肪幹細胞から抽出したタンパク質で、毛髪再生に重要な細胞成長因子が豊富に含まれています。
この成長因子が毛母細胞や周囲の細胞を刺激して発毛を助けます。
現在のAAPEにはHARG療法開発当初の2倍もの生体タンパク質を配合していて、効果が高まっています。
【各種栄養素(ビタミン・アミノ酸など)】
HARGカクテルに加えられている栄養素は施術院によって違い、栄養素の内容により各院で施術の価格が異なってきます。
多くは発毛や育毛に必要なビタミンやタンパク質、アミノ酸成分などを混合したものになります。
薬剤の注入方法
パピュール法
注射針を使い、頭皮へ直接薬剤を注入する方法です。
表皮と真皮の間に薬剤を注入するので、治療効果に期待が出やすい方式になります。
頭皮への注入なので、痛みがありますが施術院によっては麻酔を使用して施術してくれます。
フラクショナルレーザー法
レーザーで頭皮に極小の穴をあけ、そこから薬剤を浸透させる方法です。
比較的新しい方法で、少ない痛みで施術を受ける事ができますが、パピュール法に比べると発毛効果の実感まで少し回数がかかることもあります。
施術中まれに頭皮のチクチク感や色素沈着、赤みなどが発生することがあります。
ナパージュ法
パピュール法より浅い表皮の部分に薬剤を注入させる方法です。
浅い部分に注入するので痛みは少ないですが、発毛効果が出るまでに時間がかかるデメリットがあります。
ダーマローラ法
針状の突起が付いたローラーを転がして薬剤を頭皮に浸透させる方法です。
少々痛みを伴いますが、広範囲に薬剤を浸透させることができます。
メドジェット法
炭酸ガスを噴射し、極小の穴から薬剤を直接浸透させる方法です。
注射針を使わないので痛みも少なく、治療時間も短くて済みます。
施術機関と価格
HARG療法は月に1回の施術を3~6回繰り返すのが基本的な施術になります。
通常は3~5回目くらいから効果を実感できます。
費用は頭部全範囲で、1回施術だと10~15万円で6回施術だと70~90万円ほどになります。
具体的な金額は注入する栄養成分や注入法によって異なるので、施術を希望するクリニックのHPなどで、しっかりと確認をしてください。
HARG療法は施術範囲が少なくなることで費用が少し安くなりますが、それでも結構高いです。
しかし、格安で行っている施設では注入薬剤が正規の物でない可能性もありますので、安いHARG療法には注意してください。
まとめ
HARG療法は日本医療毛髪再生研究会に認定させた医院でしか施術できない治療法なので、発毛効果に対する信頼度は高いと言えます。
費用は少し高いですが、格安のHARG療法は正規の薬品でない可能性もありますので、特に注意してください。
また、服薬などと組み合わせることで、発毛効果をさらに高める事も可能ですので、施術を希望するクリニックで治療法の組み合わせをよく話し合うことが大切です。
カウンセリングは無料で行っているクリニックが多いので、まずは相談から始めてみましょう。