急にブログのアクセス数(PV数)が減少!原因と対策を考察してみました!
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ブログ継続期間半年の駆け出しブロガーのカズッチです!
私はパソコンやウェブの知識も乏しく、はてなブログの立ち上げでさえ本やネットを見ながら悪戦苦闘していました。
そんな私のブログも少しずつですが成長して、ブログ開始半年経った今では、10,000PV/月くらい見てもらえています。
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ブログ運営 カテゴリーの記事一覧 - 結婚したいアラフォー男の活動報告ブログ
今までは増減を繰り返しながら右肩上がりに成長していましたが、今月の中旬頃からアクセス数が減り始め、下旬頃には1日のPV数が2〜3割減少してしまいました。
現在は以前と同等のPV数に回復しています。
今回は、突然のPV数の減少の理由と対策を考察してみました。
PV数が不安定になり、突然2〜3割減少!
ブログ開始から6ヶ月目になる今月の前半は、先月から微増の350〜420PV/日で推移していました。(8月1日〜8月16日)
しかし、8月17日くらいからPV数が安定しなくなり、少しおかしいなと感じたものの、夏休みやお盆の時期なので、少々の変動があるのは問題ないかな?と甘く考えていました。
しかし、その後も不安定と微減を繰り返しながら8月22日以降は240〜300PV/日まで減少してしまったのです。
数値で見ると100PV/日くらいの差ですが、PV数の少ない私のブログでは2〜3割の減少になり、とても大きな差になってしまいます。
ここで、ようやく何かが起こっている事に気付きました。
状況を把握するために、まずはアナリティクスでPV数の推移を見てみる事に。
※PV数の減少期間は17〜29日の間だったので、4~16日と比較
8月のPV数のグラフを見ても16日までは400PV/日前後で推移しているのですが、17日くらいからPV数が不安定になり、22日以降は300PV/日を超える事が困難な状況になっています。
そして、ユーザー数の比較を見ても、やはり22〜29日は2割ほど減少していますね。
この事から、夏休みやお盆の影響ではなく、私のブログに何かが起きてPV数(ユーザー数)が減少している事が確実になりました。
PV数(ユーザー数)が減少した原因は?
流入元の割合から原因を探る!
PV数が減少した原因によって、対策が異なるので、まずは原因を調べなければいけません。
原因を調べるために、まずは流入元の割合の変化を調べます。
アナリティクスの「集客→概要」を開き、PV数が減少した期間と減少する前の期間の比較を出します。
すると、どの検索流入元からの割合が減少しているかが分かります。
流入元は、
- Organic Seach…検索流入
- Referral…他のサイトなど
- Direct…ブックマークやURL直接入力など
- Social…TwitterやFacebookなど
になっていて、私の場合はOrganic SeachとReferralが20%以上減少しています。
しかし、Referralからの流入は全体の1~2%程度なので、今回のPV数の減少の原因はOrganic Seach(検索流入)の減少が原因であると考えられます。
検索流入が減少した理由を調べる!
検索流入が減少した場合に考えられる理由は、
- 特定記事の検索順位が下がった
- サイト全体の評価が下がり、記事全体の順位が下がった
- ペナルティなどにより、インデックスが削除された
- その他(季節やトレンド、Google砲やはてぶ砲の終了)
などがあります。
最も問題となるのは、ペナルティなどによるインデックス削除です。
自分のサイトに何か問題がないかサーチコンソールを使って調べます。
「セキュリティと手動による対策→手動による対策」を選択し、ブログがペナルティなどを受けていないか確認します。
私のブログは特に手動で修正が必要な問題は起きていないようです。
ペナルティを受けていない事が確認できたので、自分の状況がどのような状態にあるのか確認するために再びアナリティクスを使います。
アナリティクスの「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」で記事ごとのPV数を表示します。
表示された記事の変化率を確認しましょう。
この時に、特定の記事のみ変化率が減っていれば、該当記事の評価が下がった、もしくはもっと良い記事が上位に表示され事で順位が下がったと考えられます。
もし、全体(複数記事)の変化率が下がっている場合は、サイト全体の評価が低下し、記事全体の順位が下がっている可能性があります。
そして、PV数減少期間のPV数が激減している(変化率-100%近い)記事がある場合は、何らかの理由でインデックス削除され、検索で表示されない状態になっている可能性が高いです。
私の状態は、表を見て分かるように、全体的に変化率がマイナスとなっていました。
※上位3記事しか表示されていませんでしたが、軒並み変化率がマイナスでした
実際に検索順位がどのように変化をしているか、私が使用している「検索順位ツールGRC」で検索順位の変化を見てみると。
このように、これまでずっと安定して1位に表示されていた記事も、8月20日を過ぎた頃から順位を落としてしまっています。
これにより、今回のPV数の減少の原因が、全体的な記事の検索表示順位の低下によるものであることが確定しました。
検索順位が全体的に低下した原因を考える!
※検索順位はGoogleによる評価で決まり、具体的な評価方法はGoogleにしか分からないので、ここからは状況を分析した考察による予想になります。
アナリティクスとサーチコンソールを用いて調べた結果、複数記事の検索順位が低下する事によりPV数が減少していることが分かりました。
PV数減少の原因が判明したので、次はなぜ検索順位が低下したのかを考察していきたいと思います。
検索順位が全体的に低下する原因
特定記事ではなく、ブログ全体の順位が低下する場合は以下の原因が考えられます。
- Googleのアルゴリズムの変更
- 何らかのペナルティでインデックス数が減少
- ブログの評価が下がる
アルゴリズムの変更は時々起きるらしく、特に大幅な変更があった場合は大きな順位変動があるそうです。
そして、ペナルティなどによるインデックスの削除を受けた場合は、検索しても表示されなくなってしまいます。
今回は、私のブログの記事全体が検索順位低下を起こしていたので、ブログ全体の評価が下がったことにより、検索順位が低下したのではないかと考えました。
ブログの評価が低下する原因を予想
ブログの評価が下がる原因をネットで調べてみたところ、次のような情報が得られました。
- 重複した内容の記事が多い
- 質の低い(内容の薄い)記事が多い
- 記事の内容が古くなっている
- 長期間更新されていない
- ブログの読み込み速度が遅い
私のブログは、ほぼ毎日更新していますし、新しい情報が出たら追加したり書き直したりして可能な限り最新の情報に書き換えています。
そのため、更新間隔や記事内容が古いなどの問題でサイトの評価が下がったとは考えられません。
また、ブログの読み込み速度は、あまり早くはないのですが、写真の容量を減らしたり、余分なバナーを削除したりしてできるだけ軽くして、読み込みが遅くならないようにしています。
記事の質に関しても、出来る限り多くの情報を届けられるように詳しい内容まで解説するように心がけ、そのため文字数も2,000文字を超えるものがほとんどです。
よって、消去法になりますが、重複した記事が多い事が原因なのではないかと考えました。
私のブログで重複した内容としてGoogleに判断されそうな記事が、
- ランニングダイエットの経過報告
- ブログの運営報告
- 薄毛治療の経過報告
- 脱毛の経過報告
- 県別薄毛治療におすすめのクリニック紹介
- 鹿児島県内のラーメン屋紹介
これだけあります。
これらは、本文の内容は同じではありませんが、タイトルや見出し(h1、h3~5)が酷似してしまっています。
そのため、Googleに類似の記事(重複している記事)と判断されたのでは?と考えました。
検索順位が低下した場合の対策!
一度に複数の対策をしてしまうと、どの対策の効果があったのか判別ができなくなるので、対策を行う場合は1つずつ行いましょう。
ペナルティによるインデックス削除
違反などの何らかの原因でインデックス削除された場合は、当該記事の問題点を修正し、サーチコンソールでインデックスのリクエストを行う事で検索で表示されるようになります。
ペナルティを受ける記事があると、ブログ全体の評価も低下する可能性があるので、特に注意をしましょう。
特定記事の順位が下がっている場合
自分の書いた記事よりも上位に表示される記事が出てきたために順位が下がったのであれば、ライバル記事を調べて、順位低下した記事をリライトして、より情報の多い記事にする事で再度上位に表示される可能性があります。
記事の内容が古くなっていないか、変更になっている内容がないかなどを徹底的に調べ、利用者が読みやすい内容にまとめましょう。
記事の質が低い、重複した記事が多い
内容が薄い記事や重複した内容の記事が多くある場合は、似たような記事を合わせて1つの記事にまとめる事で、情報量の多い良質な記事に仕上げる事ができます。
同じようなキーワードで検索される記事が増えてきた場合は、時々見直してまとめるようにしましょう。
また、まとめる事もリライトする事も難しい記事は削除してしまうのも1つの手段となります。
サイトの表示速度が遅い
サイトが重く、表示されるまでの時間がかかってしまうと、Googleの評価が下がってしまうらしいです。
確かに、サイトを開こうとして時間がかかるとイライラしますよね。
ユーザビリティ向上のためにもサイト全体の表示速度を上げるように心がけましょう。
対策として記事に乗せる写真を圧縮したりサイズ変更をして軽くして貼るようにしたり、余分なバナーを外したりすることで、読み込み速度は速くなります。
今回私が行った対策
今回のPV数減少の原因を「重複した記事が量産されている」と予想しました。
現在私のブログは、「ブログ」「薄毛」「脱毛」の経過報告記事は、基本的に月1記事で、「ランニングダイエット」も始めの4カ月間は毎週書いていましたが、今は月に1記事のペースで書いています。
そのため、これらの記事数は10記事以下(ランニングのみ20記事以下)です。
しかし、ラーメン屋紹介の記事は40記事近くあり、しかもタイトル(h1)が
(お店の名前)の紹介!鹿児島市のラーメン屋!
見出し(h3)が、
- お店の外観とメニュー
- ラーメンの感想
- まとめ
と、全て同じ構成になっています。
そのため、1番問題のあるカテゴリーはラーメン屋紹介の記事だと考え、まずはラーメン屋紹介の記事を修正する事にしました。
記事の内容は、違うお店の紹介なので問題はないのですが、タイトルの内容がほぼ同じなのは良くないので、タイトルは全て変更して、お店の特徴や具体的な地域名を入れるようにしました。
見出しはまだ変更していませんが、今後少しずつ変えていきたいと思います。
対策を施した結果
ラーメン屋紹介記事のタイトルを全て変更し、サーチコンソールにインデックス登録の依頼を出しました。
この対策を行ったのが8月28日でしたが、29日も変わらずPV数は低調。
しかし、30日に変化が起きました。
それまで300PV/日を超える事がほとんど無くなっていたのですが、久しぶりに300PV/日を超えたのです。
そして、次の日には400PV/日近くまで上昇し、その後安定して400PV/日くらいになりました。
PV数が減り始めて約1週間、ラーメン記事のタイトルを変更して2日目でPV数は以前と同じくらいに戻りました。
記事の検索順位はまだ不安定ですが、軒並み上位表示に戻りつつあります。
これらの変化が自然と戻ったのか、タイトル変更の効果で戻ったのかは定かではありませんが、PV数が増えてくれて一安心しました。
まとめ
今回突然のPV数の減少(2~3割減)から回復までの経過報告と共に、原因と対策の検討を行いました。
実質PV数が低下していたのは1週間程度でしたが、その間は気が気ではありませんでした。
私が行った対策は、重複しているタイトルの修正でしたが、それが本当に効果があったのかは不明です。
もしかしたら、Googleの気まぐれでの変動にたまたま対策を行った時期が重なっただけかもしれません。
正確な事はGoogleにしか分からないですが、今後も同じような事が起きた時に慌てずに対応していきたいと思います。
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