周りが眠れない!うるさいいびきの3つの原因と対策
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いびきがうるさいと言われ続けていたカズッチです!
私は昔からいびきをかく方だったのですが、最近特にひどくなっていたようです。
いびきがひどい人は旅行やキャンプなど普段一緒に寝ない人と寝る機会があると迷惑をかけてしまうのではないかと不安になってしまいますよね。
いびきの原因を知れば解決法もおのずとわかってきます。
今回はいびきを起こす3個の要因とそれに対する対策をまとめてみました。
いびきのメカニズム
空気の通り道である気道が何らかの原因で狭くなり、その状態で呼吸をすると狭くなった気道を空気が通るときに気道周辺の組織が擦れたり振動を起こしたりして音が出ます、それがいびきです。
いびきをかいている状態は体に必要な酸素が十分に取り込めていなかったり、睡眠が浅くなることで疲れが残ったままになったり昼に眠気がでたりして日常生活に支障をきたすこともあります。
できることなら早めに原因を突き止めて改善していきましょう。
体の一部が気道を圧迫していびきをかく
いびきをかく要因として舌や顎など体の一部が気道を圧迫して狭くしていることがあります。
これらが原因となっている場合は圧迫しているものを取り除くような体勢にすることで、いびきが改善されることが多いです。
寝るときに呼吸が苦しくなっていなか確認をして、呼吸が楽な体勢で寝るようにしてみましょう。
【原因】
- 舌を支える筋肉が弱くなり、舌が落ち込み気道をふさぐ
- 口周りの筋力低下や鼻づまりにより口呼吸になることで顎が下がり気道をふさぐ
- 肥満により喉周辺に脂肪がつくことで気道が狭くなる
【対策】
- 硬いものを食べるようにしたり、口を動かす体操をしたりして口周りの筋肉を鍛える
- 横向きで寝るように心がけ気道の圧迫を少なくする
- 体重を落とす
鼻や喉がつまることでいびきをかく
アレルギーや副鼻腔炎などになると鼻汁が出て口呼吸になったり鼻の粘膜が厚くなり気道が狭くなったりすることでいびきをかくことがあります。
また、鼻の内部の構造上の要因で気道が狭くなってしまっている場合もあります。
これらの要因は自己解決が難しいので耳鼻科等で診察を受け原因を取り除くための服薬や手術が必要になります。
【原因】
- アレルギー性鼻炎やアデノイド増殖症などにより気道が狭くなる
- 慢性的な副鼻腔炎や鼻炎で粘膜の壁が厚くなり気道が狭くなる
- 鼻を左右に分けている壁がゆがんでいることで鼻が狭くなる(鼻中隔湾曲症)
- 鼻にできるポリープなどが原因で鼻がつまる
【対策】
- 内服薬や点鼻薬などを使い原因の症状を取り除く
- 手術により状態を改善させる
一過性の要因でいびきをかく
生活習慣の様々な要因がいびきの原因になります。
しかし、普段いびきをかかない人は原因が解消されればいびきは治まるので、特に対策をしなくても大丈夫なことがほとんどです。
【原因】
- 飲酒
- 喫煙
- 風邪などの一時的な体調不良
- 薬の服用
- 疲れ
- ストレス
【対策】
- 特に対策しなくても原因の状態が改善すればいびきは治まる
まとめ
いびきは自分ではなかなか気づかないものです。
一過性の原因でいびきをかいている場合は放っておいても治る可能性が高いので、あまり気にする必要はありません。
しかし、体の一部が気道を圧迫している場合や炎症などで気道が狭くなっている場合は正しい対策をしなければいびきは治りません。
知らず知らずのうちに周りに迷惑をかけるだけでなく、自分自身の体調不良にもつながり、状態が悪くなると睡眠時無呼吸症候群などになる可能性もあります。
アレルギー症状などが長く続く場合や思い当たる原因がないのにいびきが収まらないときは耳鼻科を受診して診察をしてもらいましょう。